Ishigaki Gai @ Chiba/Ichihara/Igoi/Sushi/Suzushi/Mizutani/Gourmet
本当の名前は「エゾイシカゲ貝」と言い、茨城から北に生息します。天然物はほとんど収穫されず、市場には流通していません。
陸前高田で養殖が成功して、平成20年頃より築地に出回るようになり、「石垣貝」として流通するようになりました。仲買人によると、築地の人間が「イシカゲ」を「石垣」と聞き間違えたことで築地ではこう呼ばれているとのことです。
ところが、平成22年のチリ地震の津波・そして平成23年の北日本大震災の影響で壊滅的な被害を受け、養殖施設もろとも貝自体も全て流失してしまったそうです。
その後三陸の方々の努力により養殖施設が復興され、平成26年に出荷が再開されるようになりました。
イシカゲガイの旬は夏から秋とされており、広田湾の養殖ものが出回る6月から9月は、ほぼ旬に当てはまります。 トリ貝に似た身は甘みが強く、しゃくしゃくした食感と旨みの強い肉厚の二枚貝です。
お出しする直前に軽く叩いてあげると固くなり食感もでます。貝に動きが出ますのでシャッターチャンスを是非お見逃しなく!